京都すばる高校会計科では、課題研究「グローカル連携」という授業でグローバルな視野を持ち、地域の課題解決に取り組んでいます。
この授業では、会計科の3年生が伏見稲荷大社周辺地域のごみ問題を解決するために手製のエコごみ袋の配布やごみ箱の作成を行っています。今回は大東寝具株式会社様にご協力いただき、巾着の作り方を教わりました。教わった生徒は、「職人さんは自分が思っているより何倍も繊細なんだな。」と、ものづくりの深さを体感していました。また先日、生徒が作成した着物の端切れを活用した手製のエコごみ袋を外国人観光客約50名に配布し、アンケートを実施しました。アンケートの結果には、「この取り組みは素晴らしい。」といった好意的な回答が多くありました。この結果を受けて生徒は「今後は地域の方と協力して、アンケート回答者にもっとメリットがあるようにすれば、今回興味がなかった人も興味を持ってくれると思う。巾着のエコごみ袋を持って観光してもらう人数を増やすことで、ポイ捨てがなくなると思うので、来年度に引き継いでいきたい。」と意気込んでいました。
今後は稲荷小学校の児童がデザインを考えたごみ箱の設置に向けての活動や手製のエコごみ袋の普及に向けて来年度への引き継ぎを進めていくようです。今後の活動にも注目です。
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