おむすびをご覧の皆さま、５代目副センター長の八木志菜（やぎゆきな）です。私は大学で英米文学を専攻しています。しかし、大学での勉強とは異なり、ＮＰＯやＮＧＯに所属し学外で活動を続けてきました。今までの活動は主に国際協力です。国内外で多国籍のメンバーと共に生活しながらボランティア活動を行ってきました。
活動に取り組む中で、今まで海外志向だった私が、国内へ目を向けるきっかけとなったのが、インドネシアにある売春宿外でのボランティアでした。複雑な背景がある中で、「何が正しいのか」「何を目指すべきなのか」と途方に暮れていたとき、日本の現状と比較している自分がいることに気付きました。この経験から、日本の現状を知らなければ！という思いが高まり、学生が「仕事」という形で主体的に地域と関わることのできるいきセンの存在を知り、副センター長に応募して採用していただきました。
そんな私が、今年度からスタートする「マチコトハジメ」に携わり、伏見をKUWADATEていきます。「マチコトハジメ」ではいきセンの利用団体の皆さまが活動内容を発信し、まちの皆さまが利用団体の皆さまのことを知ることで伏見のまちで市民活動がより活発になるのではないかと考えています。いきセンの利用者の皆さまとまちの皆さまの架け橋となれるように心を込めて進めているので、楽しみにしていてください。
私たち学生事業課含め、全スタッフで皆さまの活動を支えていけるよう尽力して参りますので、これからも伏見いきいき市民活動センターの動きにご注目ください！
～伏見とセンターとみなさんを結ぶ情報紙～ おむすび 2019年1月号に掲載